こんばんは!マッチメディア瀬谷副代表の河合です。メディアや広告でも毎日見聞きする『SDGs(持続可能な開発目標)』。読者の皆様は何かを意識して取り組んでいる事はありますか?瀬谷区では授業としてSDGsを取り上げて活動している高校があります。神奈川県立瀬谷西高等学校(以下瀬谷西)の生徒達は、毎週火曜日午後の2時間「総合的な探究の時間」においてSDGsについて学び、活動をしています。授業の一環として最終学年である43期生の生徒(約300名)はそれぞれ16項目の様々な課題(食品ロス、資源循環や海の環境問題など)を企業と一緒に解決していき、並行して学年全体のプロジェクトとして2027年に国際園芸博覧会が予定される瀬谷区を花で盛り上げることを目指し、海軍道路をはじめとした瀬谷の各所に花を咲かせる「フラワーロードプロジェクト」に取り組んでいます。フラワーロードプロジェクトとはハマロードサポーター活動の一環として、神奈川県立三ツ境養護学校瀬谷西文教室の生徒やPTA、地域の企業と一緒に、海軍道路や瀬谷駅北口プランター、瀬谷西高校、商店街、中屋敷地区センターなどに花を植裁する活動です。中でも海軍道路は、平和の象徴として花が咲き誇るフラワーロードとして、地域の皆様に愛される道路を目指しています。%3Cdiv%20class%3D%22iframely-embed%22%3E%3Cdiv%20class%3D%22iframely-responsive%22%20style%3D%22height%3A%20140px%3B%20padding-bottom%3A%200%3B%22%3E%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Fwww.city.yokohama.lg.jp%2Fkurashi%2Fmachizukuri-kankyo%2Fdoro%2Fkanri_senyo%2Fkanri%2Fhamaroad%2Fhamatoha.html%22%20data-iframely-url%3D%22%2F%2Fiframely.net%2FRMDXc5J%22%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fdiv%3E%3C%2Fdiv%3E%3Cscript%20async%20src%3D%22%2F%2Fiframely.net%2Fembed.js%22%3E%3C%2Fscript%3E今回のフラワーロードプロジェクトでは去年の11月に植栽した花を抜いて瀬谷西の生徒達が育てた新しい花を植え替える計画です!地域の皆様に花を楽しんでもらう為に活動している生徒代表や学年主任の先生に話をお伺いしてきました!(瀬谷西は神奈川県立高校の再編統合のため、2023年3月31日をもって完校してしまうのです。)【生徒代表の古賀さんインタビュー】ー代表になったきっかけを教えてください。きっかけは黒崎先生に声をかけられた事からです。最初はSDGsが何なのか分からなかったのですが、活動を通して興味を持ち始めました。ーこの花はどこからいただいた花ですか。ハマロードサポーター活動でいただいた花を活用しています。花を手入れしていく内に花が好きになりました。ー活動をしてどのような思いをもって活動していますか。分からないことだらけでしたが、SDGsについての授業や花植えをきっかけにまちづくりが好きになりました。大学に進学してもまちづくりに携わる活動をしていきたいです。【学年主任の黒崎先生インタビュー】ー活動を始めたきっかけを教えてください。SDGsの活動を通じて生徒達の自己肯定感を高めたいという学校長の方針です。SDGsと言うと、どうしてもグローバルな課題である貧困や飢餓を無くそうとか発展途上国への援助を思い浮かべる方も多く、遠い世界の話になりがちですが、地元でSDGsを実践していくというローカルSDGsという環境省が出している概念に即して学習を進めています。海軍道路への花の植栽は、瀬谷西が長らく取り組んできたもので、ローカルSDGsの観点からフラワーロードプロジェクトとして再定義して、瀬谷の活性化を兼ねて取り組んでいます。ー活動して良かったことや嬉しかったことはありますか。生徒達の成長を間近で感じられることです。数ある高校の中から本校を選び、瀬谷西の生徒だからこそ出来たことだと感じてくれると嬉しいです。全員に伝えるのは難しいかもしれませんが、1人でも多くの生徒に伝えられればいいなと思っています。ー逆に大変だったことはありますか。様々な企業や地域の方々のお力添えがあって初めて実現出来た活動ですので、大変ということはなく、むしろ感謝しかありません。生徒の活動の範囲が広がって良いものが瀬谷に残せるので、やりがいを感じます。ー活動を通しての生徒の変化を感じたことはありますか。古賀君のような生徒が増えていくことを嬉しく感じています。秋にもまた活動をしますので瀬谷西として地域への最後の恩返しをしていきたいです。瀬谷西は地元企業の支援を受けて、今回抜いた花を廃棄するのではなく、有機堆肥として生まれ変わらせ、次回は秋に予定しているフラワーロードプロジェクトに活用したり、瀬谷のはちみつ作りの蜜源植物として活かし、花の循環「フラワーループ」を今後の瀬谷に根付かせていきたいと考えているようです。コロナ禍の影響で修学旅行などの行事が無く、思い出を残しづらい中、様々なプロジェクトを通じて思い出作りになれば良いなと思いました。マッチメディア瀬谷として瀬谷西の生徒達の今後の活動を応援したいです。マッチメディア瀬谷Written by のすけ