こんにちは☀️マッチメディア瀬谷のやまです。10月19日に、「災害時要援護者理解講座」に参加してきました。昨年はオンラインでの開催でしたが、今年はあじさいプラザでの実施となりました。瀬谷駅直結なのでアクセス◎災害といえば東日本大震災の日が思い出されます。私は2011年3月11日を小学校の校舎で迎えました。体験したことのない揺れに同級生たちが大泣きし、何が起きたのかいまいち理解できなかったことを今でもはっきりと覚えています。しかしそのような経験したことのない揺れに対して、冷静になって対応してくれた先生の存在がとても心強かったです。あの瞬間は、皆さんの中にも深く記憶に残っているのではないでしょうか?災害時は自分のことや家族のことだけで精一杯になりがちです。自分の大切な人がいざという時そばにいなかったら、誰かに助けを求めるしかありません。このことからわかるように、例え災害時でも共に助け合える関係性がとても重要になると思います。災害はいつ発生するかわからないので、いざという時のためにそばにいる人を守ることができる人になりたいと思います。今回の講座では災害時要援護者について理解し、いざという時に共に助け合う「共助」の考えを伝えることで、意識を広めて災害による被害をできるだけ小さくする「減災」を目指しています。私は災害時要援護者という言葉を今回初めて耳にしました。要援護者とは、障がいのある方・高齢者・乳幼児・妊産婦・外国人の皆さんなどの災害の起きた際になんらかの手助けの必要な方々のことを指します。みなさんの身近に災害時要援護者の方はいらっしゃいますか?私はこの講座に参加するまで、災害時要援護者の方々に目を向ける機会も少なく、知らないことばかりでした。今回の講座の中で特に印象的だったことをいくつか紹介します。まずは外国人の方に向けた「やさしいにほんご」の存在です。避難→にげます避難訓練→地震が来た時、どうするか、練習しますこのような言い換えが、日本人と外国人が歩み寄ることができる言語になります。次に聴覚障がいの方への対応です。聴覚障がいの方は、音声による避難の指示が聞こえません。見かけではわかりづらいですが、後ろから話しかけるのではなく、正面から声をかけることが必要になります。今回は簡単な手話も教えていただきました。このようにいざという時に助け合うためには、日常的にお互いを理解しあえる関係が重要となります。講座の中には、消防と高校の演劇部と協力して制作されたショートムービーの上映に加えて、避難所の中でもできる簡単なストレッチの体験や、チャイルドビジョンを用いて幼児の視野を体感するなどとても充実した内容でした。写真手前:子どもの視野を体験できるチャイルドビジョン講座全体を通じて印象に残ったことは、要援護者の方は何もできないわけではないし、できることもあることを知って欲しいということです。要援護者の方々が「してもらいたいこと」「して欲しくないこと」を今回の講座を通じて理解して欲しいとおっしゃっていました。最後にはみんなで歌に合わせて手話をし、子連れのお母さんからご高齢の方々まで会場が一体感に包まれました。Seya 防災ネットワーク分科会 ピンチをチャンスに!減災援助の会(通称:ピンチャン)のメンバーの皆さんと手話をする様子「共助」がテーマの今回の講座。参加者の方は、とても分かりやすくこれからも続けて欲しいと話していました。私自身今回の講座を通じて、改めて防災について考えるきっかけとなりました。自分自身の災害への備えはもちろんのこと、非常事態だからこそ他者と助け合い生活する意識を持ちたいと感じます。災害時は全員が被災者となりますが、私たちが要援護者の方々へ意識することでできることはたくさんあります。そして要援護者の方々も支援されるだけでなく、みんなのためにできることはたくさんあるのです。地震大国と言われる日本ではいつ災害に見舞われるかわかりません。決して他人事とは思わずに、普段から周囲の方々と連携して暮らしていきたいですね。この講座は年に一回瀬谷で開催されています。当日の詳細は以下リンクから12月末までご覧いただけます。気になった方はぜひチェックしてください‼︎%3Cdiv%20class%3D%22iframely-embed%22%3E%3Cdiv%20class%3D%22iframely-responsive%22%20style%3D%22height%3A%20140px%3B%20padding-bottom%3A%200%3B%22%3E%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Fyokohama.localgood.jp%2F%22%20data-iframely-url%3D%22%2F%2Fiframely.net%2Ff3sRUZs%22%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fdiv%3E%3C%2Fdiv%3E%3Cscript%20async%20src%3D%22%2F%2Fiframely.net%2Fembed.js%22%3E%3C%2Fscript%3E【Seya 防災ネットワーク分科会 ピンチをチャンスに!減災援助の会】事務局瀬谷消防署予防課主な参加メンバー瀬谷区発達障害理解啓発グループ antmama瀬谷区手話サークル「さかいの会」小規模多機能型居住介護事業所「オリーブ」NPO法人まんま「親子のひろば『まんま』」瀬谷区地域子育て支援拠点 にこてらすつどいのひろば運営委員会つどいの広場「ほっとスペース」NPO法人さくらんぼ「ひろばネスト」せやまんまるねっと(瀬谷区障害者地域自立支援協議会)通訳・翻訳グループ カムオン・シェシェマッチメディア瀬谷written by やま